ブログ 感じたこと、考えたこと

ものの価値は需要と供給で決まる

この暑い中!よこや農園では夏りんご♪が採れ始めてますよー!

みなさんこんにちは。信州よこや農園のあすかです。

私の今の仕事は宿泊関係と子育てなので、みんな暑い中農作業してるのに、一人で冷房の部屋にいます、ごめんなさい。。

さて、この時期採れるりんごは “夏あかり”と“恋空”、もうすぐ“シナノレッド” という品種です。

夏あかり 7月後半から収穫可能

この時期にりんご?という感じで、けっこう珍しいです。

流通量が少ないものだから、地元の直売所ではりんご市場独占状態で、値段も好きにつけれます。

桃はたくさんあって、多分この時期の桃は最高においしいのだけれど、どの農家も出すから競合がたくさんで大変です。

りんごは(秋のりんごに味が劣るとしても)食べたい人が一定数いて、他に誰も作ってないので、出せばすぐ売れたりします。(しかもちょっと高くしても)

畑の直売スペースでも売り始めました

 

自分で商売をやると、多くのものの値段は需要と供給で決まるということを実感します。

商品やサービスの質や、かかっているコストではなく、需要と供給で値段が決まるのです。

夏の時期のりんごは11月に収穫されるふじりんごと比べると味はいまいちかもしれませんが、直売所に持っていけばこちらの方が高く売れます。
(夏りんごは消毒等の回数が少ないのでかかっているコストも少ないかも)

ゲストハウスも同じで、夏休みは家族で長野に旅行したい人がたくさんいるので予約がすぐにいっぱいになります。

寒い冬にお客さんが来ると暖房費がとても高くなるため、冬の方がコストは上がるのですが、宿泊料金は夏休みの時期の方が1.5倍くらい高いです。(うちの場合)

需要に対して供給の少ないものの値段が上がるようになっているんですね。
(正確には値段を上げても売れる状態である、です。値段を変えない農家や会社もたくさんあるので)

恋空りんご 8月初旬に収穫

こんな風に、我が家の商売は、りんごも宿泊もそれなりに市場の影響を受けています。

需要と供給に左右されないように、ブランド化したり、難しい言葉だとコモディティから抜ける?みたいなことをした方がいいのかもしれないのですが、今のところそんなにうまくできていません(笑)

 

夏のりんごが高く売れるのはわかってもらえたかと思うのですが、では、なぜみんな夏のりんごを作らないのでしょうか?

聞く話によると、昔はこのあたりの農家さんもみんなシナノレッドとかを植えていたらしいのです。

しかし、味が酸っぱくて好きじゃなかったため切ってしまったとか!!!
(なんという理由!)

今、よこや農園で夏りんごが採れているのは、畑の持ち主である(貸してくれている)薫さんが、酸っぱいりんごが大好きでシナノレッドが大好きだったから!

なのです。(どーん)

もちろん、この時期は桃の収穫が忙しいとか、夏の暑い時期やお盆に休みが欲しいとか、他にも理由はあったと思います。

で、これって私は思うのですが、

 

なんかすごくいいですよね(笑)

商売的にはマイナスでも、自分が好きな品種を育てて、休みたいときは休む!

という働き方を選んでいるのですから!!!

会社にいると、やりたくない仕事や、やる意味のわからない仕事もやらないといけないし、休みたいときでも仕事しなきゃいけなかったりするのに、なんて自由な発想!

これからはきっと、いくら需要があっても、働く人の気持ちの方が優先されていく時代だと思います。

需要があって、供給が少なくて、さらに自分も苦でなく楽しくやる気を持って働けることを、探していきたいものです(#^^#)

ではでは~

 

 

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信州よこや農園は、長野県松本市でりんごをつくりながら小さなゲストハウスを営んでいます。

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