あけましておめでとうございます。

2017年も信州よこや農園をよろしくお願いいたします。

 

2017年の話をする前に、昨年を少し振り返ってみたいと思います。

昨年は、凍害、台風、長雨とリンゴの栽培にはあまり好ましくない条件で、出荷もだいぶ落ち込んだようでした。

スーパーなどで売られているリンゴを見ても、傷やサビが多いものでも高値で売られていたりするものもありました。(需要と供給のバランスですね)

よこや農園でも良いリンゴは少なく、泣く泣く注文をお断りした方もいたのでとても残念でした。

作っている人たちはもちろん最大限の努力や気遣いをして育てていきますが、自然の気まぐれでうまくいったりいかなかったりする農業の難しさに少し触れた気がします。

改めて自然の力の大きさを感じさせられる思いです。

とはいえ、あくまで「自然の恵み」ですので、あまり文句を言わず前向きに捉えてうまく付き合っていけるようになりたいと思います。

 

作業のほうはというと、初めてのリンゴ栽培で右往左往しっぱなしの一年でした。

リンゴ栽培の本を読んだり、毎月JAが開催する講習会に出たり、近所の園の方々に聞きに行ったり見学しに行ったりと勉強の毎日で、すべてが新しい経験で大変でしたが楽しい日々を過ごすことができました。

なんとか出荷ができて、まずは1年お疲れ様という感じです。

(じつのところ、5月頃から始めたのでまだ1シーズンを通して経験していないので、今年は「初せん定」という山場がこれから待っていますが・・・笑)

 

そのほかにも、リンゴ作りと並行してこのサイトも自作したり、農家民宿の認可を取って民泊をやり始めたりと色々なことに挑戦の一年でした。

近所の方やJAの方、家族の支えもあってなんとか無事に過ごすことができたような気がします。

感謝です。

 

さて、2017年ですが、まずは目前にせまっている「せん定」から、リンゴ作りをしっかりとやっていきたいと思います。

民泊としても、よこや農園に泊まっていくほとんどが外国人なので、大豆を作って豆腐や味噌を作ったりという体験や、できれば蔵を少し整理して宿泊できるようにできたらなぁなど、宿泊する人の満足度をあげるサービスを模索中です。

また、今は来てくれた外国人に英語を習っているような感じなので(笑)、英語力の向上も必須です。

できればりんご作りの話や、日本文化の話などできるとかっこいいんですが・・・、先は長そうです。

今年も基盤作りの準備の年となりそうですが、前向きに頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

ということで、本日は松本で活動している「ストーブの会」の方に来ていただき、腐らん病になってしまった木を伐採していただきました。

薪ストーブを愛好しているそうで、薪集めとしてご自身で木を切って持って行って下さるありがたい方々です。(病気の木なので、りんご畑の近くで保管するのはNGですが)

なんと、乗っていたバンも電気自動車というエコ仕様でした!

すごいですね!

新年早々ありがとうございました。

※「ストーブの会」は薪になる木を探しているそうです。木を伐りたい方がいたら紹介してくださいと仰っていたので、もし興味のある方がおりましたらご一報ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください