うちの近くのドラックストアは、常に“本日広告日”か、“ポイント〇倍デー”ののぼりがでています。
このポイントがすごくて3倍、5倍はよくあって、こないだはびっくり仰天ポイント15倍という日がありました。
ポイントの還元率もすごくよくて100円買うと1ポイントついて、500ポイントたまると600円引きになるんです。
ポイント5倍デーに2000円買えばそれだけでもう100ポイントたまるんですよ~
ポイントがない日は広告の特売でおむつとかが安いわけです。
ここまで徹底してるとついつい買い物したいなって思うわけですが、
この店の前を通るたびに、ツルヤの教育係の方が言っていた「ひとつ決めたら徹底的にやれ」
ってのを思い出します。
その話は、
「店長(主任)になったら自分は何をする(何を目指す)のか決めて、それを徹底的にやれ。そうすると売上もついてくる」
というもので例えば、鮮度をよくするのか、接客を徹底するのか、高利益を目指すのか、生産性をあげるのか、品ぞろえをよくするのか、
みたいなのの何かひとつを決めてそれを徹底的にやるということです。
会社としてはどれも大事だと思われるのですが、
鮮度をよくすると廃棄もでるのでそうすると利益はでにくい。
接客を丁寧にするとその分他の作業が滞って生産性が落ちる。
品ぞろえを増やすと管理が大変になり生産性は落ちるし廃棄がでれば利益もとりにくい。
などなど矛盾が生じるのはよくあることで、部下も全部言われるとどうしていいかわからなくなるんですね。
ちなみにその教育係の方は店長になってから、店内放送を10分に1回して商品の紹介を毎日続けていたそうです。
私がお世話になった店長は毎日2時間くらいかけて自分で野菜の鮮度チェックを一個一個全部してちょっと古いのはすぐに安売りで売り切る指示を出していました。
近所のドラックストアはポイントや広告で特売をやりまくって、多分コストもすごくかかっていると思うけど、いつも車いっぱいです。
さすがですよ~笑
そう教わっていても、一個に決めれなかったし、徹底できなかったな~。。(店長ではなかったけど)
言うは易く行うは難しです。