生鮮の果物の消費量は年々減っているというのは事実ですが、それ以上に生産者の減少の方が深刻な気がします。

こんにちは、明日香です。毎日寒いですね(>_<)

最近果物離れがすすんで生鮮果物の需要はこれから減っていくという話をよく聞きます。

データでみてもその通りなので、確かに減っているしこれからも減っていくでしょう。(そもそも人口が減っていくし)

でもそれ以上に深刻なのは生産量(生産者)も減っていくという事実です。

この30年間で農業従事者は約半分に!しかもその半数が70歳以上という超高齢化ぶり。

新規就農者も40%が60歳以上と、おどろきの数字!(定年退職してから家業の農業を始めるため)

生産性は上がっているとしても、そのうち供給が需要に追い付かなくなるのではと思ってしまいます。

果物にいたっては輸出にも力を入れているので、国内流通はさらに減ると思われます。

そうすると何がおこるかというと

受給バランスから価格が上がる
  ↓
毎日食べられないから特別な日に食べるものになる
  ↓
果物離れがさらに進む(もしくは外国産の果物が増える)
  ↓
生産量が減ってさらに縮小産業に。。

とこんな感じですかね?

待ったなしの生産性革命が必要な時です!!

そもそもこのまま野菜とか果物とか米とか、食品の値段が上がり続けたらみんな困るでしょう?

早くドローンとかAIとか機械化でさらに省力化できるようになってほしいし、そうなった時に柔軟に対応できる組織である必要があるように思います。(JA頑張って!)

 

話はそれましたが、需要の落ち込みより人手不足による供給不足が深刻になっている業種っていうのは他にもたくさんあります。

ロボットに仕事が奪われるうんぬんの前に、すでに深刻な人手不足になっているのが宅配業界(トラックの運転手)や、外食産業だし、

身近なところでは大工さんや庭師さんも減っています。需要も減っていくのかもしれませんがそれ以上に若い職人さんが少ない。

子供は減っているけど、産婦人科医も少なくて、地方では産める病院が近所にないなんて問題も。

5年前にかかれた本にはこれからは機械によって人がやる仕事が減って就職が大変になるよ的なことが書かれていたけど、世の中は超がつくほどの売り手市場になってる。

感覚的にとらえるのも大切だけど、大きいくくりで数字から読み取ることも大切なことだなぁと

最近しみじみ感じます。

 

あと、今勝ち組といわれている仕事の方がこれからは大変かもしれません。銀行員とかインフラ関係とか公務員とか。

その話はまた今度。ではでは~

 

 

 

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