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農業の教育力

今年は農業に関連する本を重点的に読んでみようということで、図書館から“井上ひさしと考える日本の農業”という本を借りてきました。

そこにちょっとおもしろいと思ったことがあったのでシェアします。

ドイツでは国民の半分が長期休暇を使って農村に行くそうです。(1991年の記事なので約25年前の話。今現在はわかりません)

子供は畑を駆けまわったり子牛が産まれるのをみたり野菜を育てたりして、親はのんびり本を読んだりして骨休めをする。

そうやって都会の人が精神的に緊張を緩めてもう一度都会に戻っていくわけですが、その間に一緒に農作業をやってみたりものを考えたりするのだそうです。

ドイツでは環境保全を考えた農村を政府とともに作っており、そこにおカネも大量に投入されているとのこと。(25年前の話ですが)

(ちなみにアメリカは大きなアグリビジネスにかき回されて植物工場のようになってしまったため、同じようなことはできないとひさしさんは書いています)

 

なぜ、ドイツでは農村で休暇を過ごすかというと、農業には教育力があるからだと言います。

“農業の教育力”とはルソーの言葉です。

動物が産まれるところや死ぬところをみたり、自分で植物を育ててみたりすることを通して、人間が自然のなかの一部であることを学ぶのです。

そして、自分で一から種をまいてみて、失敗したりうまくできたりすることを通して仕事の喜びを感じるのです。

なぜ、こうした教育力が工業にないのかというと、工業は産業システムの一部分しか一人の人が担当しないためで(効率化を追及した分業)、自分でなにかを作ったという体験にならないからだそうです。

 

農業も2週間くらいの休暇では種まき→収穫は難しいけれど、確かに自分で育てる喜びはあるなあと感じます。

何を植えてどうやって食べようと想像する楽しさもあります。

少しずつ芽をだしている木や花をみるとすごいなぁと感動します。

身近に畑があって自分で観察し世話をするというのは、生活に“充実感”があるものだなと感じます。

子供を育てるのと似てるかも(笑)

 

最近は、味噌をつくるのに自分で大豆から育ててみようとか、部屋に飾る花を庭に植えてみようかなとか考えるようになりました。

自分で考えて何かをつくるという作業は楽しいものです。

よこや農園でも、いつか、そんな“農業の教育”につながるサービスができたらいいなぁと思います。

 

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