今日は私が住んでいるところで「三九郎」があったので行ってきました!

「三九郎」という名前を初めて聞いたときは、「誰?」と思いましたが、松本ではなじみの深い行事のようで、妻も久々の三九郎を懐かしんでいました。

三九郎とは、正月飾りやダルマ、書初めなどを焼いて無病息災を願う伝統行事です。
全国的にも似たような行事がありますが、「三九郎」と呼ぶのは、長野県の中信地方だけのようです。県内の他の地域では「どんど焼き」などと呼ばれています。
「三九郎」という呼び名の由来は、道祖神の祭りをする神主福間三九郎大夫の名をとったものだとか、諸説いろいろあるようですが、はっきりしたことは不明です。

だそうです。

こんな感じで松?かなにかをやぐら状に組んで、ダルマを配置します。

心なしかダルマが少し可哀そうに見えてきますが。。。

そして、そこに火をくべて燃やします。

すさまじい火力です。

燃えた後のところでまゆ玉と呼ばれるおもちのようなものやマシュマロなどを焼いて食べます。

ちなみに右側のヨネックスのウェアを着てがんばって焼いているのが妻です。

昔の血がうずくようです。

これを食べることで一年無病息災とのことです。

初めて参加しましたが、火力がすさまじかったです。笑

子どもたちは朝から各家を回って松飾やお札などを集めて回り、やぐらを組んで準備をするんだそうな。

お祭りみたいな感じでワクワクしそうですね。

昔は前の日に大きなやぐらを組んで、次の日の本番まで寝ずに番をしたりしたそうです。

寝ずに番をする理由は、隣の町(村?)のやつらが夜にこっそり来て燃やしてしまうから(笑)

そういういたずらもあって今は当日にやぐらを組むようになったんだとか。

小学生のときであれば、超でかいやぐらを組んで寝ずに番をするのはとてもワクワクして楽しい経験になっただろうな、と思いますが、大変そうなので実際やれと言われたら考えちゃいますね。

そんなこんなで、三九郎の火であぶったまゆ玉も食べたので、一年無病息災でがんばれますように。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください